24時間換気システム 全館空調システム

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全館空調システム 24時間換気システム 常にグローバルな視点で住環境を考える、弊社の技術と経験が支えます。

住まいの「安心&快適」を追求するとともに、地球環境への配慮にも積極的です。
高気密・高断熱住宅を知りつくした弊社ならでは
先進の技術とノウハウが、これからも家族みんなの健康な暮らしを支えます。

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全館空調・蓄熱についての考え方

全館空調システム 24時間換気システム 昨今の戸建住宅ではルームエアコンが数台(4~5台程度)付いている家庭が多いようです。皆さんは個別のルームエアコンを、人 がいる部屋だけ運転することが省エネかつ電気代が安いと考えていませんか?

実はこれが違うのです。(確かに1台だけいつも運転してるのであれば、電気代が安いかもしれません。しかし4~5台 全てを入り切りした場合は・・・?)
例えば日中の気温が35℃の夏の日に帰宅して居間のルームエアコン1台だけを運転した場合を考えてみましょう。
ある程度の時間ルームエアコンを運転して、居間の室温がルームエアコンの設定温度付近になったとします。
このとき廊下や隣室は空調されていないため、居間との間に温度差が生じます。
これによって当然居間の冷気が廊下・隣室に逃げ、また廊下・隣室からは壁越しにも熱が居間に侵入してくるといった状況になります。
(外壁面での熱のやり取りも当然ありますが、今はそれは無いものと考えます)
これではハッキリ言うと熱を捨てているということになり、決して省エネにはなっていません。

ルームエアコン使用時の熱の流れ

ルームエアコン使用時の熱の流れ(左:冷房、右:暖房)

ここで全館空調です。
全館空調では居室はもとより、廊下・トイレ・洗面所・階段まで全ての空間の空調を行います。
(これが省エネらしくない、電気代が高いといった誤解を生むのかもしれませんが・・・)。
まずこれによって、ルームエアコンの様に各室間での熱のやり取りがなくなります。

全館空調使用時の建屋内での熱の流れ

全館空調使用時の建屋内での熱の流れ(左:冷房、右:暖房)

次に、全館空調を行う場合は1年中切らずに運転していただくのが理想です。
夏は27~30℃、冬は15~18℃を目安に運転して下さい。
(冬は加湿器を併用していただくと15℃程度でも十分暖かく感じます)
例えば外気温が35℃の日中に外出する際、空調機を止めると当然室温は35℃になります。
するとやがては家の中の全てもの(家具・壁・床など)が35℃になり熱を蓄えます(蓄熱)。
夜、大分気温が下がったころに帰宅しても、家に入ると室温が30℃以上あり外よりも暑いということが往々にしてあります。 これは昼間35℃を蓄熱していた家具や壁が放熱しているためです。
この状況で例えば28℃になるように冷房を行なおうとしても、なかなか設定温度にならないか、なったとしてもすぐに室温は30℃以上に戻ってしまい空調機はON-OFFを繰り返します。
家全体が本当の設定温度になるまでには相当な時間を要するものです。
家の中の物全てが蓄熱体であると考えると、全館空調機を年中運転していただくことで、室内空気含め全てのものが常に同じ温度になるため、室内の温度変化が少なくなります。
これにより年中運転していたとしても逆に空調機の運転動力が減るのです。

蓄熱についての考え方

蓄熱についての考え方(左:冷房、右:暖房)
家具・床等も蓄熱体となって、空調停止にも
これらの冷輻射・放熱によってある程度温度が保たれている様

当然ルームエアコンでも同じことは出来ますが、機器が取付けられている部屋には限りがあります。
この状況を比較するのに、全館空調はお風呂、ルームエアコンはやかんに例えてみます。
お風呂は一回お湯を沸かすのに時間がかかり、やかんはすぐにお湯が沸きます。
しかしどちらの方がより長く暖かいままでいるでしょう?
また、お風呂はちょっと冷めてきたころにちょっとの熱を与えてあげればすぐに適温に戻りますが、やかんはというとすぐに冷めてしまうので、もう一度火にかけてやらなければなりません。
すなわち家全体を対象としている全館空調は一番初めに空調を行うときに非常に時間がかかるというデメリットはありますが、一旦その温度になってしまえばそれほど の動力はいらないのです。逆にルームエアコンは、空調対象室はすぐに設定温度になるのですが、他室との熱のやりとりがあるためすぐに室温が上下し、このた めON-OFFを繰り返すといった状況となりほぼフル運転状態となるのです。

更に近年の住宅は高気密・高断熱住宅であるため魔法瓶の如く熱を外部に逃がしにくくなりました。
これにより全館空調によって一旦蓄えられた熱は外部に逃げにくく、より空調機の運転時間の短縮が図られるので、これぞ省エネ空調といえるのです。

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コストについて

全館空調システム 24時間換気システム 業界トップクラスの省エネルギーで低ランニングコスト

省エネ基準値(COP)大幅クリア
全館空調ランニングコストの目安

1日24時間・365日運転しても、従来よりランニングコストを低減できます。そのうえ、24時間換気システムで採用している顕熱型熱交換器は、「熱ロス」を抑え、更なる省エネが実現できます。

(デンソーエース社 Super MDE-Ⅱ採用時)